師走の第3弾は17日から開催の「ニッカン・コム杯~とこなめB級グランプリ~」。恒例の4日間シリーズでサブタイトルでもわかる通り、オールB級の選手でVを争う。ただ中身はかなりの充実メンバー。その証が現在はB級だが、新期適用勝率ではA1級4選手を含めA級の選手が16名もいるからだ。
そのトップに君臨するのがSG5冠のスーパースター・峰竜太(佐賀)。昨年のSGグランプリファイナルでの妨害失格以降、リズムは急降下。アクシデントにも見舞われ、現在はB級の身。ただ新期適用勝率では8.26をマークし来年1月からは晴れてA1級に復帰する。来年3月の平和島SGボートレースクラシックにはペナルティーで出場できないが、1月若松周年からはG1戦線に復帰することが決まっている。峰が当地での一般戦を走るのは2016年12月以来、約6年ぶり。その時はオール3連対の走りでVを飾っている。今節も役者の違いを見せつけるのか。今年最後の峰の走りに大注目だろう。
峰以外に来期A1級に昇格するのが峰の愛弟子で今年7月の「G3中日カップ」の覇者でもある安河内健(佐賀)をはじめ、中亮太(福岡)と、地元・前田滉(愛知)の若手3選手。いずれも初のA1。特に前田は9月浜名湖で安河内、峰を相手にVを飾った実績もあり、地元でその再現を狙う。
他にも春園功太(三重)、渡邉俊介(愛知)、富永修一(福岡)、浜野孝志(三重)に加え、当地でデビュー初Vを飾った庄司孝輔(静岡)らがV戦線浮上へ虎視眈々。
出場予定選手
一般
ニッカン・コム杯~とこなめB級グランプリ~
12/17 18 19 20
10:00
スーパースター・峰竜太が降臨!
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安河内 健5026 / 佐賀 / B1
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峰 竜太4320 / 佐賀 / B1
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前田 滉5068 / 愛知 / B1
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中 亮太5029 / 福岡 / B1
ピックアップレーサー
浜名湖の再現狙い、前田が地元で躍動!
ボートレース界で兄弟ともトップレーサーというのは珍しくないが、それが3兄弟となるとかなりレア。その可能性を秘めているのが愛知支部の前田3兄弟(篤哉、滉、翔)だ。3選手ともかなりのレースセンスの持ち主であることは疑いようのない事実。来期からは3兄弟ともA級となるが、A1級は滉だけ。
その滉は2018年11月に当地でデビューしており、現在5年目。4期目にはA2級に昇格し、来期からは初のA1級となる。初Vは約2年2カ月前の2020年10月の江戸川。濱崎誠のインを2コースからまくっての美酒だった。そのレースも衝撃的だったが、それよりもさらにボートレースファンをびっくりさせたのが、今年9月浜名湖での2度目のV。そのシリーズも今節と同じくオールB級戦。そのファイナルには今節出場している峰、安河内、そして春園もいた。インは安河内。2コースに春園、3コースに峰が構え、滉は大外となる4対2の隊形。コンマ06のトップスタートを放った滉が軽やかにまくっていく。インの安河内が抵抗はしたが、勢いが違いすぎた。そのまままくりきった滉がVゴールを駆け抜け、3連単の配当は7万円台という超ビッグ。再び、峰らと壮絶バトルを繰り広げることとなる滉。今の実力からしても浜名湖での再現は十分あるとみている。
その滉は2018年11月に当地でデビューしており、現在5年目。4期目にはA2級に昇格し、来期からは初のA1級となる。初Vは約2年2カ月前の2020年10月の江戸川。濱崎誠のインを2コースからまくっての美酒だった。そのレースも衝撃的だったが、それよりもさらにボートレースファンをびっくりさせたのが、今年9月浜名湖での2度目のV。そのシリーズも今節と同じくオールB級戦。そのファイナルには今節出場している峰、安河内、そして春園もいた。インは安河内。2コースに春園、3コースに峰が構え、滉は大外となる4対2の隊形。コンマ06のトップスタートを放った滉が軽やかにまくっていく。インの安河内が抵抗はしたが、勢いが違いすぎた。そのまままくりきった滉がVゴールを駆け抜け、3連単の配当は7万円台という超ビッグ。再び、峰らと壮絶バトルを繰り広げることとなる滉。今の実力からしても浜名湖での再現は十分あるとみている。
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前田 滉5068 / 愛知 / B1
2022/11/7~ | 一般 | 江戸川 |
562 | ||
2022/10/29~ | 一般 | びわこ |
13342132![]() | ||
2022/10/11~ | 一般 | 常滑 |
241転3 |
※データは11/19現在のものです。