季節は晩秋となり、あと2カ月足らずで今年も終わり。そんな時季に豪華メンバーが当地に集結し、6日間にわたり激闘を繰り広げるのが「GⅢINAX杯争奪第36回とこなめ大賞」だ。19日に激闘の火ぶたが切って落とされる。
主役を誰にするか目移りするが、実績を重視してSG5冠(そのうち3冠はグランプリ)を誇る田中信一郎(大阪)を指名。51歳となり全盛期の勢いこそないが、それでも圧倒的な存在感。当地は2020年4月以来、約4年7カ月ぶりの登場となるが、4Vの実績があり、水面相性は上々。極上さばきでファンを魅了すること間違いなしだ。
吉田拡郎(岡山)もSGタイトルホルダー。今期適用勝率では6点台だが、新勝率(来年1月から適用)では7点台復帰は確実。当地では2Vの実績があり、今節もオープンコースからの猛烈スリットでファンの期待に応える。
GⅠ4Vの実績がある中田竜太(埼玉)も有力なV候補。10月の桐生GⅠ周年では2023年10月多摩川GⅠ周年以来、1年ぶりのGⅠ優出とリズムは上向き。当地はまだV実績はないが、2023年8月のGⅠ周年では優出実績(3着)もあり、問題はない。持ち味のシャープな走りで当地初Vを狙う。
他にも海野康志郎(山口)、上平真二(広島)、山本寛久(岡山)、秦英悟(大阪)、近江翔吾(香川)、中村晃朋(香川)、島川光男(広島)らのA1級がV戦線を熱くする。
この豪華遠征陣を迎え撃つ地元の若きエースが吉田裕平(愛知)だ。今年7月当地で7連勝の完全Vを達成したのは記憶に新しいところで、近況の成長スピードは予測不可能なほど凄まじい。昨年、ボートレースダービー(蒲郡)でのSG初参戦、初優出の快挙をはじめ、各地で大活躍。新勝率ではキャリアハイ(10月21日現在で7.66)をマークするのは確実な状況で、今回も期待度◎。
吉田以外の地元勢にも注目したい選手がいる。それは前田滉(愛知)。高配当の使者になる可能性も十分ある。
なお、今節から新モーターが登場し、激戦に拍車がかかる。
出場予定選手
G3
G3INAX杯争奪第36回とこなめ大賞
11/19 20 21 22 23 24
9:55
豪華メンバーが新モーターで激闘を繰り広げる!
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吉田 拡郎4166 / 岡山 / A1
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田中 信一郎3556 / 大阪 / A1
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吉田 裕平4914 / 愛知 / A1
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中田 竜太4547 / 埼玉 / A1
ピックアップレーサー
129期チャンプが覚醒!
ボートレース界で唯一、モトクロスのプロライセンスを有するのが西岡顕心だ。その西岡は3歳から高校生までモトクロスに打ち込んだが、18歳でボートレース界へ大転身。その西岡はやまとの養成所時代から抜群のセンスで、修了記念優勝&リーグ戦勝率No.1(7.53)の2冠を獲得し、2021年11月丸亀でデビュー。デビュー当初こそやや苦しんだが、2022年12月びわこで4コースからのまくりで念願のデビュー初勝利を挙げると、そこからはとんとん拍子で、出世街道をまっしぐら。そして、今年5月丸亀ではついにイン速攻でデビュー初Vを飾るのである。ここまでB級暮らしが続くが、今期勝率は(10月21日現在)6.63で、来期適用勝率では2ランクアップのA1級昇格は確実な状況となっている。
少し気の早い話にはなるが、来年からはGⅠのあっせんも入ってくるはず。そこでどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。その前に今節のGⅢ戦。当地では昨年の8月に1節だけ走ったが未勝利。ただ、そこから大きな成長を遂げており、参考外と言ってもいい。将来のスター候補生をこの目でじっくり確かめたい。
少し気の早い話にはなるが、来年からはGⅠのあっせんも入ってくるはず。そこでどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。その前に今節のGⅢ戦。当地では昨年の8月に1節だけ走ったが未勝利。ただ、そこから大きな成長を遂げており、参考外と言ってもいい。将来のスター候補生をこの目でじっくり確かめたい。
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西岡 顕心5224 / 香川 / B1
2024/10/12~ | G3 | 丸亀 |
5222533423 | ||
2024/9/22~ | 一般 | 大村 |
143223 | ||
2024/8/16~ | 一般 | 丸亀 |
3341413512 |