活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。
2018年正月戦(蒲郡)で白星をあげ、新年早々に好調なスタートをきった柳沢。2月のG1東海地区選(常滑)でも優勝戦へ駒を進め、V争いはできなかったものの6コースから2着を奪取し、賞金を上積み。そして迎えた3月。三国一般戦を11戦8勝で優勝すると、勢いに乗って今年最初のSG、ボートレースクラシック(浜名湖)に参戦。強豪を相手になかなか1着を取れず、調整の日々が続いたが、最終日に4コースから差し一撃! 柳沢らしい展開を読んだ冷静なターンで万舟券を提供した。月末の蒲郡周年はモーター2連率上位機を引き当て、順調に準優勝戦を突破。2年ぶりの地元周年Vとはならなかったが、2着と健闘。3月末、2018年獲得額は17,577,000円で賞金ランキング12位。年末のグランプリ出場へ向け、闘志を燃やす。
野中はデビュー当初からスタートの速さを高く評価されてきた。デビュー期の平均スタートタイミングはコンマ14、それ以降も基本平均コンマ13と安定した成績を残す。そんな野中の今期(2017年11月~2018年3月)の平均スタートタイミングはコンマ12。全選手対象のランキングを見てもTOP10に入る数値で、その結果、3月末時点の出走93走のうち1着30本、今期勝率6.22と自身最高値をたたき出している。3月蒲郡一般戦ではコンマ0台のスタートを連発し、2号艇で優出。優勝戦は他艇より少し遅れるスタートとなり、3着の悔しい結果に終わったが、すでに気持ちは次へ向かっている。4月レースで勝率を稼ぎ、2ランクアップの初A1級を目指す。