活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手を
それぞれピックアップします。
2017年に8優出2Vだった鈴木勝博が8月末時点で、今年7優出4V。2018年前期は出走数不足でA2に降級してしまったが、7月(2018年後期)からはA1級に復帰し、近況も好調だ。
とくに8月は好成績を残しており、8月頭の下関一般戦は優出ならずとも予選を通過。次節の地元蒲郡のお盆レースはほぼオール3連対で優勝戦へ駒を進め、ファイナルレースは堂々のイン逃げ。地元ファンの期待に見事応えた。そして8月末の桐生一般戦、中堅モーターを乗りこなし、安定のスタート感で優出5着と健闘。その功績から今期の勝率は7点台に上昇、この調子だと自身最高勝率の更新もあり得る。勝率キープとともに優勝数を重ね、2012年以来2度目のSGクラシック出場へ前進する。
2017年5月にデビューしたとこなめフレッシュルーキー・前田篤哉。そんな前田が8月末の蒲郡一般戦で魅せた。このレースは原田幸哉、坪井康晴、田村隆信などSG級メンバーのほか、都築正治や君島秀三、守屋美穂など実力者が多くそろった注目の戦い。
その強豪ぞろいの中、前田は予選7戦中2着を5回取り、準優勝戦へ進出。準優は4コースから展開を突いて2着でゴールし、初めての優勝戦出場を決めた。1号艇から原田幸哉、都築正治、中嶋健一郎、田村隆信、平田健之佑と、A級が名を連ねた優勝戦だったが、6コースからコンマ04の好スタートを決め、物怖じしない果敢な攻めを繰り出した。結果は4着だったものの前田にとって大きな自信となったはず。初優勝の日も近いか。