
活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手をそれぞれピックアップします。

今月のおっかけスターは、当地で開催された東海地区選手権でGⅠ初勝利を挙げた前田聖文。今回は、その初白星となった3日目第7レースの走りを振り返る。
3日目第7レースは1号艇で出走。前田は初日からすべてのレースで舟券に絡む安定した走りを見せており、このレースも注目を集めていた。レースは愛知支部同士の対決となり、進入は枠なりの123/456。インの3艇がほぼ横並びのスタートとなった。2号艇・北野輝季がまくりを狙って前田に迫るが、やや外へ流れてしまい届かない。前田はそのまま先頭でバックストレッチへ入った。2番手には、1マークでイン2艇の内を鋭く突いた5号艇・吉田裕平が浮上。前田を追走する展開となる。吉田は2マークで外からまくり気味に迫るが、前田は冷静に応戦して先頭をキープ。その後も艇間はなかなか広がらず、接戦のまま2周目へ突入する。1マークでは吉田がハンドルを入れて差しを放ち、前田との距離を一気に詰める。しかし前田は粘り強くこらえて先頭を守った。続く2マークでも吉田が内を回って食い下がるが、隊形は変わらず。勝負は最終周回へ。3周目のホームストレッチでようやく艇間を広げた前田は、そのまま危なげない走りでトップをキープ。最後まで吉田の追撃を振り切り、1着でゴールした。レースは1-5-2の決着。前田にとってうれしいGⅠ初勝利となった。
レース後には水神祭が行われ、多くの選手やファンから祝福を受けた。冷え込んだ気温の中、水面から引き揚げられた前田は体を震わせながらも笑顔を見せ、「これからもGⅠの舞台で勝てるように、1走1走頑張ります」と今後への抱負を語った。GⅠ初勝利を手にした前田聖文。これからのさらなる活躍にも期待が高まる。
優勝はありません

今月の「おっかけフレッシュスター」で取り上げるのは、浜名湖で行われたヴィーナスシリーズでデビュー初優出を果たした石原凪紗。今回は、その準優勝戦と優勝戦の戦いぶりを振り返る。
今節の石原は、2連対率1位を誇る好モーターを手にして臨んだ。初日と3日目を除きすべてのレースで舟券に絡む安定した走りを披露。得点率12位で予選を突破し、デビュー初の準優勝戦進出を決めた。
迎えた準優勝戦は安定板が装着される水面状況。石原は4号艇で出走した。レースは枠なりの123/456でスタート。石原は4コースから鋭く踏み込み、1周1マークで内の3艇を一気にまくる。先頭の1号艇・鎌倉涼にはあと一歩届かなかったものの、バックストレッチでは鎌倉と並走する形となった。2マークでは内を回った鎌倉が先頭を守り、石原はその外を回って2番手を確保。2周目以降は後続との差を広げ、危なげない走りでゴールした。レースは1-4-2で決着。石原はうれしいデビュー初優出を決めた。
続く優勝戦は5号艇での出走。進入は再び枠なりの123/456となった。スタート後、石原は外から全速ターンで攻め、バックストレッチでは1号艇・鎌倉と2号艇・落合直子の間を割って入った3号艇・川井萌の外を航走。モーターの力もあり2番手へと浮上した。しかし川井、さらに6号艇・谷口佳蓮も迫り、艇間は広がらず緊迫した展開が続く。迎えた2マークでは鎌倉の後ろを回った石原が、最内を突いた谷口や大外を回った川井の攻めをしのいで2番手をキープ。3番手の谷口はその後も差を詰めようとするも、石原はモーターのパワーを活かして位置を守り抜いた。石原はそのまま2着でゴール。レースは1-5-6の決着となり、デビュー初優出で準優勝という結果を残した。
初優出に加えて準Vと大きな手応えをつかんだ石原凪紗。今年はこの勢いのまま、デビュー初優勝にも期待が高まる。
