- 更新日
- 2024/11/26
新モーター2節目。前節の優出モーターは1つも出てないし、チルト3で大暴れした酒井俊弘の3号機や、選手間で高評価だった新井英孝の11号機、田中信一郎の55号機も使われない。つまり、全くの新モーターと、前回ダメだったモーターが使われるのだ。これで機力相場を判断するのは難しいのひと言。まずは初日のレースをしっかり見て欲しい。そんな状況でも最も期待が持てるのが前検一番時計をマークした藤山翔大か。
7
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 2.22
- 11.1%
- 0回
- 0回
早くも伸び気配を見せた
7号機を引いたのは藤山翔大。伸び型でモーターを出すことで知られる選手だ。この7号機は初おろしが桂林寛が乗って、実はワースト級に出てないモーターだった。しかし、藤山が乗ればこうも変わるのか。前検タイムは6秒70でトップ。同じ班の佐々木翔斗からは、「さすがに藤山さんにはいかれました」という言葉もあった。当の藤山は、「回転が上がってないし、足もまだ分からない。やってるのはいつもの作業。今節、チルトを跳ねることは考えてます」が前検のコメント。できればチルトを跳ねてものすごい伸びに仕上げて欲しいし、それで優勝争いを演じて欲しいものだ。
25
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 3.78
- 22.2%
- 0回
- 0回
全体2位の好タイムをマーク
金子和之が6秒72の全体2位のタイムをマーク。特訓でも3本全てがフライングだったが、それだけ行き足がいい証拠だろう。金子に話しを聞くと、「永田さんと足合わせして直線は一緒ぐらいだった。ひとりで乗ってもターン回りは分からなかったですね。前節の動きはどうだったんですか?」と逆質問されてしまった。前節の服部達哉は決していいとは言えなかったが、期始めのフライング持ちで仕掛けが慎重だったのもあったかもしれない。まだ素性も分からないから何とも言えないが、楽しみが全くないモーターではないだろう。もしかしたら今節、金子が仕上げて躍進するかもしれない。そんな期待を持ってもいいのではないか。
44
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 5.09
- 27.2%
- 0回
- 0回
S早いし、タイムも秀逸
正直、前検はタイムで判断するか、コメントで判断するしかない。タイムで評価すれば全体3位の6秒74を出した荒木颯斗の44号機も注目しておいた方がいいだろう。その荒木は前述の金子と同様、スタートがかなり早かった。2本がフライングで、ラスト1本がコンマ08。最後はどうにか入れてきたが、思っている以上に早かったはずだ。「ボチボチですかね。でも特別いい感じはしなかったです。班では鈴木選手がよく見えました」と荒木。まだそこまで強調できる部分はないかもしれないが、レースを重ねていけば良さも分かってくるかもしれない。まずはどんなレースをするか注目してみたい。
50
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 4.33
- 22.2%
- 0回
- 0回
伸び系に手応えアリ
荒木颯斗がいい伸びていたと言っていた鈴木章司。その鈴木が引いた50号機もマークしておいて損はないだろう。その鈴木はコメント的にもなかなかだった。「足は悪くなさそうで、直線は少し出て行く感じがあった。ペラはこのままで、初日に乗ってみて乗り心地が悪かったら叩く」と鈴木。やはり伸びにそれなりの手応えがあったようだ。こうなると期末に切ったフライングが痛い。フライング休みを残しているだけに、この伸びを生かせるような仕掛けができるかどうか…。活躍へのポイントはスタートということになりそうだ。
52
- 勝率
- 2連率
- 優出
- 優勝
- 4.78
- 11.1%
- 0回
- 0回
前回は行き足・伸び良かった
前回使用モーターの中で、52号機は伸び気配だったかもしれない。今回引いたのは守屋大地だ。52号機の初おろしは伊倉光。成績だけみれば連勝式は1本しか取れていないし、低調に終わってように見える。しかし、攻めのレースや、なかなかのスリット気配は見せていたのだ。もしかしたら、このモーターは能力が高いのかもしれない、それを思わせる前回シリーズだった。今回手にした守屋は、「どこがいいかは分からないけど、悪くなかったです」とまんざらでもない口ぶりだった。まずはレースをしてみないとハッキリしたことは分からないが、少なくとも悪いモーターではないだろう。