活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手を
それぞれピックアップします。
平本真之が8月末の蒲郡SGボートレースメモリアルにて準優勝を決め、史上8人目かつ愛知支部初のゴールデンレーサーを受賞した。受賞条件には、BOATRACE振興会会長賞メダルを24個以上獲得することに加え、GRANDE5競走(グランプリ、ボートレースダービー、ボートレースメモリアル、ボートレースオールスター、ボートレースクラシック)の優勝戦で、1着から3着までに3回以上入ることが必要である。
受賞のラストピースとなったSGメモリアルでは、全3連対の予選2位と好成績で準優勝戦1枠を獲得し、準優勝戦も1着で優勝戦へ進出。優勝戦は元地元の1号艇・原田幸哉の逃げ切りを阻止できず準優勝で終わるも、「完敗です」と全力を出し尽くした充実のコメントを残した。
今年の地元SGタイトル戴冠は達成できなかったものの、ゴールデンレーサーという快挙を地元で成し遂げた。来年度はここ、とこなめにてSGレースが開催される。今度こそ悲願の地元SGタイトル奪取だ。
デビューしてから4年ほど経過した前田篤哉は成長を重ねていき、多摩川で2V、通算では3Vを達成した。過去の2Vはルーキーシリーズであったものの、今回は混合戦で優勝を果たした。8月末日のレース以前までの多摩川通算成績は、37回出走で1着13回、2着7回、3着6回、勝率6.97で2優出1Vと結果を残している。その相性の良い多摩川で開催された「DMMどちゃんこTV杯」の予選では、2日目第1レースを除き全2連対の好成績を残し、2位タイで予選を通過した。準優勝戦も難なく逃走し、優勝戦2枠を獲得した。優勝戦には兵庫支部のエース、魚谷智之や大阪支部の北村征嗣など強力なライバルたちが出場。スタート後の1周1マークで1号艇・春園功太の艇が流れたところを差し、1周2マークでトップに立ってフィニッシュした。
優勝を決めた前田は9月に徳山で開催予定のPG1ヤングダービーに出走予定であり、ここでの優勝でいい流れをつかんだ。ヤングダービーは過去2回出場し、予選突破はないものの、今年2月の東海地区選手権ではG1初の準優進出を果たしている。このままの勢いでG1初優出、初優勝を目指す。