活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手を
それぞれピックアップします。
ボートレースとこなめで開催されたSG第69回ボートレースダービー。愛知支部からは5選手があっせんされたものの、優勝戦へ進出する選手はいなかった。しかし開催初日のオープニングレースでうれしい一幕があった。今回のボートレースダービーでSG初出場を決めた本多宏和が1号艇で出場し、逃げてSG初勝利を挙げたのだ。このレースでは本多はコンマ07のトップスタートから1周1マークを先マイ。バックストレッチで田村隆信に差されそうになるものの、振り切って1着でゴールインした。予選2日目には4コースからまくって、今大会初日から続いていた1号艇連勝の流れを止めた。しかし予選3日目以降は着順が大きくなり、SG初出場で初の準優勝戦進出とはならなかった。
今大会でSGを経験した本多は、この大会で様々なことを学んだだろう。それを糧にG1初優勝、そしてSG常連を目指して、これからも奮闘していく姿を追いかけたい。
先月のおっかけフレッシュスター・前田滉に続き、愛知支部の前田3兄弟から朗報が届いた。今回の朗報主は前田翔。10月5日のボートレース浜名湖においてデビュー3年6カ月目での初優勝を達成したのだ。このレースでは4日間の短期決戦バトルであり、3日目までの成績で優勝戦に出場するか判明する。前田はモーター抽選で46号機をゲット。このモーターはレース前に中間整備(ギヤケース交換)が行われたモーターであった。予選は全2連対と好成績を収めてトップ通過で優勝戦1号艇を手にした。優勝戦にはA1猛者が集結し、前田は唯一のA2級選手であった。レースはコンマ09のスタートから1周1マークを旋回するものの、地元・松下一也の猛追を受けた。その後は2周1マークで松下の追走を振り切ってデビュー初優勝を決めた。
表彰式で前田は喜びを見せ、インタビュアーからの質疑応答に答えた。弟の滉が優勝した水面で初優勝を決めたことは大きな収穫だっただろう。これからもファンに向けて熱いレースを見せる姿に期待したい。