活躍めざましい地元選手を毎月2名ずつレポート!
SGやG1で戦っている有名選手&ベテラン選手と
メキメキ力をつけてきている若手選手を
それぞれピックアップします。
鈴木勝博が2016年1月以来となる7年ぶりの地元とこなめVを決めた。
これまでとこなめでは優出15回、優勝4回の通算成績を残していたが、近年は予選敗退が続くなど苦戦を強いられていた。今節は前節3月津・一般戦Vからの好調ムードを味方に序盤から勝ち星を重ね、優勝戦は絶好枠の1号艇を手にし、コンマ13のスタートを決めて一気に逃げ切りVをつかんだ。
3月からの2連続V。以後も2連続で優出を重ねるなど近況の勢いが止まらない。
2023年後期勝率も前期に続く7点超えの自己ベスト7.15をマーク。5月以降はGⅠ戦線の連続あっせんが控えており、活躍が期待される。
愛知の前田三兄弟レーサーの末っ子・前田滉が、自身4度目のVを地元とこなめで飾った。とこなめでは前回戦(2022年12月)に引き続き連続Vとなった。
前節の戸田・一般戦で優出3着と好ムードで乗り込んだ今節。初日から3連勝、その後も大崩れすることなく準優戦もイン逃げ快勝。2号艇で挑んだ優勝戦ではインの丸岡正典が1マークで流れたところを、落ち着いたハンドルさばきで差しを決めた。
前期に自身初のA1級に昇格し、2023年後期も勝率6.39で2期連続A1級キープに成功。
次なる目標は「GⅠで優勝戦に乗りたい」と掲げている。今年1月・若松周年で初勝利を収めて以降も順調にGⅠで勝ち星を重ねているだけに、その日が来るのも近いだろう。